もものものがたり(どうぶつ)〜生後2128日
2021年7月29日木曜日 もも5歳9ヶ月28日
机に「どうぶつ」と書かれた二つ折の紙。ももは、これまでも何度か折り紙を何枚か閉じて絵本を作ったりしている。
今度も絵本かなと思いながら、開くと「ものがたり」だった。
「どうぶつが、いーぱいなのうじょうが、ありました」の「いーぱい」で僕の胸はキュンとなる。
しかし、読み進むと「そーじそーしくんがだいすき」と見過ごせない言葉が。
誰だ「そーじそーしくん?」って。思春期の娘の帰りを待つ父親のような、詮索モードに。
僕の無駄な妄想はともかく、この本を書いたとき、ももは何かの創作意欲が心に湧き、伝えたい何かのイメージがあったのだと思うと、ももが頭に描いたそのイメージを垣間見たくなる。
そして「のうじょう」「なきごえ」「そーじそーしくん」イメージを、心のままに、そのまま言葉にして楽しめる、ももがうらやましい。
もも。書きたいこと、伝えたいことをいーぱい書いてね。紙はたくさん買っておくね。
追伸 ももに「そーじそーしくんってだれ」と聞いた。ももは「ただのものがたりだよ」とそっけない。将来、一緒にいた男性を「だれ?」と聞いて「ただのともだちだよ」と言う返事にもの足りない気持ちになる自分を想像した。
もも。将来このブログを見た時、こんな妄想をした父を笑ってください。