妻と娘・バトルオブモーニング〜生後2211日
2021年10月20日木曜日 もも6歳0ヶ月18日
月曜日と木曜日は、ゴミ出しの日。
朝から慌ただしい。
朝起きるとベランダの植木に水をやり、家中のゴミ箱のゴミをまとめ、紙ごみやビン・カンと一緒にドアの外に出す。いつもの朝食の準備にこれが加わるだけで忙しさが倍増する気分。
なんとかこなして、朝食を食べ、2-3分新聞を読んで、軽くシャワーを浴びてから、ももと一緒に幼稚園に行く。
今朝は(今朝も?)僕が2階の浴室でシャワーを浴びていると妻ともものバトルの声が「おかあさんは、ももちゃんが出てから、お着替えしてお仕事に行くの、ももちゃんのおきがが遅いと、おかあさん遅刻して怒られるんだよ、いいの?」と迫る妻。「おかあさん、怒られないもん!」となけなしの言葉を駆使して反論するもも。
そのやり取りを聞いていると、何も言われていないのに、妻から僕に「お前がモタモタしているから、ももがグスグスしているんだ、さっさと着替えて降りてこい!」というテレパシーを感じる。
焦って着替えて、もものところに行くと、妻が乱暴にももの髪の毛をくくっている。
「さっ、ももちゃん幼稚園行こうね」というと嬉しそうに「うん!」と言って一緒にイソイソと家を出る。マンションの階段を降りているとももが「おかあさん怖いねー」と言うので「こういう時は、三十六計逃げるにしかずって言うんだよ」と僕は意味不明なことを言う。
きょとんとするももに「勝ち目がない時には、その場を離れるっていうこと」と言ったけど、ももはさらにキョトン。
いつかわかるよ、もも。
おとうさんは逃げたり、柳になったり、少しだけ、おかあさんと喧嘩したりしながら、ももとおかあさんとおとうさんと3人で平和に暮らしていくんだ。
これがバツイチのおとうさんの処世術ってこと。
半分以上、弱いおとうさんの言い訳だけどね。