50歳パパと娘の阪神間すみっこ暮らし

50歳で二度目のパパ。阪神間のすみっこで家族3人で暮らしています。

スマホへの疑問〜生後2189日

2021年9月28日火曜日 もも5歳11ヶ月27日

先日、ヨドバシ梅田に行くとiPhone13が発売していて、スタッフがチラシを掲げて購入を呼びかけていた。


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実は、最近スマホに疑問を感じる。

僕はiphoneXを使っている。買ってから3年ほど経過し、電池の持ちも悪くなったので昨年末、梅田のヨドバシカメラにiphone12を見に行った。仕様にもよるが値段が12万円くらいだった。

まあそんなものかと思いながら、テレビコーナーに行くとLGの65インチのテレビが特価で11万8千円。特価とはいえ、65インチテレビの値段よりiPhoneが高いと思うと、何でこんなにお金を払っているのだろうとその時感じた。

値段も高いけどよく考えると、スマホは3年もすると買い替えても良いような気持ちになる。そのことにも疑問を感じた。

今、僕が使っている自宅のパソコンは10年、液晶テレビハードディスクレコーダーもそれくらい使っている。

10万円近くの値段のもので3年毎に買い替えているものは、スマホくらい。


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ふと思いついて計算してみると、もし、ももが15歳から85歳までスマホを使い、平均月に3000円支払うとスマホ代だけで約250万円。これに通信費、アプリ代を加えると恐らく500万円では済まない。多分、現代、スマホなしで通常に暮らすのは難しくなっているから、恐らく日本人のほぼ100%が、ひとり一台はスマホを持つ。そう考えると莫大なお金をみんながスマホメーカーと通信会社に支払っている。

僕の会社では、今、製品の広告出稿は、ほぼWEBとLINEを含むSNSスマホSNSの利用履歴で性別や行動特徴を把握し、ターゲットに応じた広告を出稿する。最近のスマホは二次元でどこにいるかだけでなく、三次元でも場所を把握出来る。時々そうした機能を使った広告も行うことがある。他の会社も同じと思う。

スマホ代と通信費で一生、多額のお金を生まれて日本で暮らす全員が支払い、そのスマホを使うことで、広告などを自ら出されやすい状況を作り、あれこれモノやサービスを買う。そう考えると、スマホは豊かで便利なツールではなく、言葉は悪いけど「デジタル奴隷」の足枷みたい。

そういいながら、スマホの最新機種に興味を覚えて欲しくなる自分と、疑問を感じる自分という矛盾した2人の自分がいる。今すぐは勇気は出ないけど、スマホを手放したらスッキリしそう。

いつかは、もももスマホやら欲しがるだろうけど、ゆっくり使わせたいな。

ささやかな試みとして、先日、iPhoneXの電池を交換した。欲望を抑えながら、あと2年位はこのまま使ってみよう。