50歳パパと娘の阪神間すみっこ暮らし

50歳で二度目のパパ。阪神間のすみっこで家族3人で暮らしています。

靴と靴磨き〜生後2143日

2021年8月13日金曜日 もも5歳10ヶ月12日

ももは、水が苦手。昨晩、お風呂で頭から水をかけようとしたら泣き叫んだ。以前、無理やり慣れさせよとしたのが、トラウマになってしまっている。

何とかなだめて、髪を洗ったけど、自己嫌悪のような、いやーな気持ちで寝た。

朝起きて、靴磨き。

僕は仕事の時、4足の靴を使い分けている。基本の3足と雨の日用の1足。この4足が全て。基本の3足はフェラガモだが、ブランドにこだわっている訳ではなく、うち2足は、昔、父母が海外旅行のお土産にくれたのを20年以上履いている。僕は足は大きくないが、甲高、幅広なので最初の数年は痛かった。しかし何年か履いているうちに、馴染んで来て、今では足の延長のようになっている。

1998年からの1足。(一号)

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1999年からの1足。(二号)
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2014年くらいからの1足(三号。二号の飾り金具が出張中に取れたので。出張先の横浜で急遽購入したもの)

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雨用の1足(四号)
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靴は2-3週間に一度磨く。

昨年、靴磨きの本を買い「水磨き」を覚えてからだいぶ靴磨きがうまくなったと思う。

一号と二号は、二十数年の間に何度となく、乱雑に扱い、その時のダメージが今も大きい。磨き続けて、目立たないようにはなっているが、元通りにはほど遠い。

ダメージ与えるのは簡単で修復が難しいのは、人間関係も同じ。表面は綺麗になるけど、中の傷はなかなか癒えない。

三号は、7年履いているが、一号、二号と比べて足に馴染まない。どうしても一号、二号の使用頻度が高くなり、余計に三号が足に馴染みにくくなっているように思う。

四号は、アシックスウォーキングという店で足の測定をしてから購入。履き心地は良いが、一号、二号のしっくり感とは全く違う。

磨きながら、いつも、いろんなところに行ったなと思い返し、靴が愛しくなる。一号、二号は関西空港勤務の時代から勤務地だけで広尾、新橋、大阪など転々としている。

その時々に嫌な経験があったのに、磨きながら思い起こすと、懐かしい。時々に感じる感情などいいかげんなものだと思う。

水がトラウマのももには、より丁寧に接するしかない。それでも完全に癒せないかもしれないけれど。

靴は古くなり、いくら磨いても古さは否めない。買い換えても良いはずなのに、そんな気持ちには、さらさらならない。履けなくなるまで、履き続けようと考えている。

もも。もし、お父さんが亡くなる時に、まだこの靴があったら、一緒に焼いてね。向こうでも履くから。