ピーマン太郎〜生後2114日
2021年7月15日木曜日 もも5歳9ヶ月14日
幼稚園に通うようになってから、ももは、ピーマンを育てている。
どうも、水やりが、多すぎることが続いたようで、幼稚園の先生が、ピーマン太郎の名を語り、手紙を書いてくれた。
「ももちゃん、いつもお水をありがとう。うれしいよ。でも、僕は水を飲み過ぎるとお腹を壊してしまうんだ。だから、ジョウロで一日一回お水を貰えるとうれしいな」と言う手紙。
手紙を貰って、ももは、とても嬉しそうにしていた。ピーマン太郎は、スクスク育ち、今やピーマンを食べれるようになった。
そのピーマン太郎が、植木鉢ごと我が家にやって来た。毎日、ピーマン太郎に話しかけている、ももの様子をを見ていると、ピーマンもぎって食べることは気が引けた。
しかし、妻は違う。あっさりピーマン太郎をもぎって、炒めて夕食にした。ももも、「ピーマン美味しい!」と妻と一緒にパクパク食べる。
大学時代、姉の知り合いの華道家(男性)の方が、私はお花が「可愛いて、かわいいて」と言いながら、枝やらをパチパチ切っていたことをふと思い出す。
ピーマン太郎は、しっかりした歯応えと味で確かに美味しかったが、「食べるのなんか、やだ!」と泣く、ももの姿を見たかったような気もする。