音楽会とどこから?〜生後2256日
2021年12月4日土曜日 もも6歳2ヶ月3日
爽やかな朝。晩秋というより、もう初冬の澄み渡った空というべきだろうか。
今日はももの幼稚園で、園児の音楽会。ももも演奏したり合唱したりするので、妻と一緒に参観した。
幼稚園に着くと妻が「私は演奏があるから」とおかあさんの固まりの中に。
園児の演奏の最後に、園児へのお礼に、AIのハピネスの歌に合わせて、おかあさん達が園児に向けて踊るという。音楽会の前にそのリハがあり、やむを得ずその様子も見ることになった。
PTA役員が仕切り、その他のおかあさんが無理からに楽しそうに踊る(ように見えた)様子をどう感じたかはコメントしない。
リハの後、ももたちが登場。情熱大陸に合わせて打楽器を演奏し、もみじともう一つ歌を歌って終了。その後、母親のダンス。一応、園児は喜んでいた。
帰り道、ももをおんぶしていると、ももが耳元で「おとうさん、にんげんってどこから来たのかな? 絵のように、つぎつぎとふえたのかな?」と僕に聞いて来た。
「どうなんだろう?おとうさんもよくわからないんだ」と答えると、ももは「ふーん、いつかわかるかな?」と言った。
もも。おとうさんがわかっている部分は、幼稚園児のももにおんぶしながら説明しにくいし、わかっていない部分は、わからないまま、そっとしておいても良いと思う。
いつのまにか、いろんなことを考えるようになっているんだね。
そんなももが、だいすきだよ。
2021年11月・京都の秋(京都市動物園)〜生後2250日
2021年11月28日日曜日 もも6歳1ヶ月27日
今朝はホテルで3人ともぐっすり8時過ぎまで寝て、お着替えしてホテルの朝食を食べに行った。ブュッフェでももと3人で食事を選んでいると、まりあとご主人がやって来た。
ドレスを着ていない、まりあの姿を見て、一瞬怪訝な顔をしたが、すぐに「まりあちゃーん」とまとわりつき始める。朝食食べながら「美味しい?」「まりあちゃんは何が好き?」といちいち話しかけていた。朝食の後、お別れ。まりあにお別れの手を振る姿はまるで、ヅカファンが舞台後の贔屓の女優に手を振るようだった。まりあと別れホテルをチェックアウトして秋の京都市動物園へ。
空は快晴で澄み渡り、秋満開。
高いキリンの像を見て喜び
園内をスキップし
おかあさんと追いかけっこ
なぜか、この木製の遊具が気に入り、何度も何度も登り降り
園内の遊園地コーナーへ。京都市動物園の遊園地は「レトロな遊園地」として知られる、とてもこじんまりしたもの。遊具も観覧車、レトロ機関車、水上ボート、ゴーカートだけ。
レトロ機関車の線路の内側が遊園地の区画となっている。お値段はどれも200円。チケットもレトロな銀色のメタルコイン。
ももは、機関車、水上ボート、ゴーカート、観覧車の全てを堪能。
満足げに遊園地を立ち去ると
再び、園内を駆け回る
またまた木の遊具で遊び
3時間タップリ遊んで、動物園にさよなら。
途中立ち寄ったヴィンテージ家具のお店のソファで転がりまわり、高速道路に乗って自宅近くに着く頃には、眠くて目も虚ろ。
2021年京都の秋。
ももの濃厚な休日が終わった。
もも。もものおかげで、おとうさんもおかあさんもこの二日間とっても楽しかったよ。ありがとう。
はじめての結婚式〜生後2249日
2021年11月27日土曜日 もも6歳1ヶ月26日
今日は姪のまりあちゃんの結婚式。朝から美容室で髪をセットしてもらって張り切るもも。
式場でまりあへの手紙を書き
ももは生まれて初めての結婚式をみる。
ももの着ているドレスはリサイクルショップで買ったものなのだが、ももは丁寧に会場にいる親族に「リサイクルショップで買ったの!」と説明していた。お父さんとしては、それは伏せたおいて欲しかったけど。
まりあのお父さんは僧侶。しかし結婚式はクリスチャンスタイル。僧侶のお父さんも見よう見まねで賛美歌を歌っていた。小さいことにこだわらず実践する姿に人間の出来の良さを感じる。
ももは誓いのキスのところで「きゃー」とひとり盛り上がり大騒ぎ。何やら知らないが、結婚式場から披露宴会場までの道のりを経ても、興奮冷めやらない様子だった。
結婚式の後には「あたし、まりあちゃんに夢中なの」と言い始め、披露宴会場では何度も「まりあちゃーん」と声援を送って会場を沸かせた。
新婦へのプレゼント贈呈。
この日のために絵本でおひめさまになるマナーを勉強。背筋を伸ばしてきちんと挨拶。
その後は、隙を見ては、まりあに忍び寄り、まりあと目があうと手を振って自分の席に戻る、また忍び寄ると繰り返していた。
式場の雰囲気の半分くらいは、ももが作ったような気がする。
披露宴でお酒を飲むので京都で泊まることにしていた。宿泊したホテルの部屋を見てももは大喜び。「ここに何日いるの?あたしここに暮らしたくなって来たー」と言っていた。
披露宴を終え、河原町付近へブラブラ出かけた。大活躍のももに、キティショップでシールブック、ディズニーショップでラプンツェルのヘアブラシを買ってあげた。
ホテル近くで食事をしている時から、目がうつろになっていたもも。ホテルでお風呂に入るとベッドでバタン。すやすやと夢の中に旅立って行った。
お疲れ様。みんなを楽しませてくれてありがとう。生まれて初めて本当のドレス姿を見せてくれたまりあは、ももにとって身近なアイドルなんだね。
秋のお散歩〜生後2245日
2021年11月23日火曜日 もも6歳1ヶ月22日
昨晩は雨だったが、目覚めるとと秋晴れ。気持ちの良い朝だった。
こんな日に家にいるのはもったいないので3人でお出かけ。土曜日に城山に向かった時、行けなかった芦屋と東灘区の境近くにあるカフェを目指して散歩をすることにした。
ももは自宅を出た途端「あたしを追いかけて!」と言いながら坂道を駆けて行った。
ももは走り回ったり、公園に寄り道したり、抱っこをおねだりしながら坂を登り、3人でカフェを目指す。
途中の道々には、秋が満開だった。
日本に四季と言う季節の変化があり、毎年繰り返すことって、きっと豊かで、そうした時を感じられることが豊かなことなんだなと思う。
ようやくたどり着いたカフェは残念ながら、クローズしていたが、近くに公園があったのでそこで遊ぶことにした。ももはすぐに大好きなブランコに飛び付いて遊んだ。
公園に、同じくらいの年頃の男の子がやってくると見知らぬ子だったけど「あーそーぼ」と話しかけ、ボール遊び。男の子も、ももに優しく接してくれた。
遊び終えるとお昼。3人でトコトコと駅まで戻り、創業100年の老舗のうどん屋「白石」でお昼ごはんを食べて帰宅した。
久しぶりに食べた白石のうどんは、思ったより甘く感じた。ももは、田舎そばと梅干しおにぎりを完食。まんぷくになったせいか、その後、家に着くまでの間、少し眠そうにしていた。
お疲れ様、美味しかったね。もも。
城山〜生後2242日
2021年11月20日土曜日 もも6歳1ヶ月19日
今日は、ももと以前から約束していた六甲山系のすみっこにある城山に行った。幼稚園の遠足で行ったことがある、ももが隊長。張り切って先頭を歩き始めた。
僕が2番目、妻が3番目と決められた。僕と妻が話しながら並んだり、順番が変わるとすぐに指摘が来る。なかなか厳しい隊長。
阪急芦屋川駅から住宅街を北に向かう。
城山と言うのは、昔本当にお城があったからだそうで、510年前(1511年)この辺りで合戦があったと書いてあった。
誰がが小石で描いてくれた日付。
ももが「城山に行こう」と繰り返し言うので、公園かと思っていたら、本当に山だった。
なかなかの眺望だけど、くたびれる。
ももは、軽い体重を活かしてサクサクと登る。
目的の山頂。ももは広場と言っていたが、ベンチ二個と、NHKとサンテレビの小さな中継機があるだけ。幼稚園児と先生約50人が来たとは思えない。
ももは、山頂の木に登り、木の周りを走り回つったり、僕と妻に鬼ごっこやかくれんぼをねだって来たりした後、おにぎりを食べて下山。
下山途中、ご機嫌でおふざけ。
住宅にいた犬に話しかけ
芦屋川駅近くのカフェ「ブラティーボ」でチョコケーキを食べて帰った。僕はおにぎりだけでは少し足りない気がしていたので、バタートースト。美味しかった。
最初は疲れたけど、山頂でおにぎり食べて駅から往復で一時間半かからないくらい。ももと3人で登るにはちょうどよく、ももの笑顔に釣られて僕たちも笑顔になった。
ありがとう。隊長。
カフェブラティーボ
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アイドルとお医者さん〜生後2239日
2021年11月17日水曜日 もも6歳1ヶ月16日
ももがなりたいとこれまでに言ったもの。
アイドル、お花屋さん、デザイナー、コックさん、お医者さん・・・。3歳くらいだったか「おとうさんのお嫁さん」と定番のコメントもあったけど、今ではすっかり言わない。
最近、僕にももが「おとうさんは何になりたい?」と聞くので「ももと結婚する!」と言ってみたら「お母さんと結婚してるでしょ」と一蹴され、相手にされなかった。
昨晩、ももが妻と僕に「ももちゃん、お医者さんとアイドルになる」と言った。
「ももちゃん、忙しいから、あかちゃんの面倒はお母さん見てね。ごはんは、おとうさんが作ってね」と言う。
「ももちゃんは、あかちゃんのお世話しないの?」と尋ねると「だぁって、忙しいから仕方ないでしょ」とのこと。
無邪気に身勝手を言うももが可愛く、同時にももが少しずつ遠のいて、一人で先に行くような寂しさと、大人になって本当にこんなこと言うのではと言う警戒心が同時に心によぎる。
でもね、もも。おとうさんは、そんな時が来たら喜んで、もものあかちゃんの面倒みて、ももとあかちゃんの食事を作るよ。
その時が、楽しみだな。
おねしょ卒業?〜生後2236日
2021年11月14日日曜日 もも6歳1ヶ月13日
土曜日はももを連れてどこにも行けなかったので、今朝起きたももに「大きな公園で自転車か、長い滑り台の公園か、動物園か、お買い物か、どれが良い?」と聞くと「動物園!」と言うので、王子動物園に行くことに。「車と電車どっちで行く?」と聞くと「電車」と言うので久しぶりに電車で行った。
コロナ禍以来、何度か王子動物園には行ったけど、今日はこれまでで一番人が多く、遊具もレストランも沢山の人で溢れていた。天気も穏やかだったこともあるとは思うけど、コロナの終息感が拡がっているように感じる。
ももは、メリーゴーランド、回転ブランコ、アンパンマンの遊具を楽しみ、2人で一緒にモノレールのような自転車に乗った後、ひとりで駆け降り、園内を走り回る。
滑り台を何回か滑り降り
金魚すくいを2回
2回ともあっという間に紙が破れ
破れた紙をみて笑っていた。
金魚すくいの後、王子動物園名物「パンダー麺」を食べて電車で帰宅した。
ももが6歳になってあっと言う間に1ヶ月半。きっとこんな風に1年、10年があっと言う間に過ぎるのだろう。
6歳になってからすっかり「おねしょ」を卒業。オムツが普通のパンツにかわった。その成長するももの姿が、愛しいとともに、少しずつ、ももと僕と妻の3人の世界から、ももが独立していく寂しさを感じる。
ももも、いつか家族を持って同じような思いを感じるだろうか。その時、僕はもものそばに、多分いてやれないのだろうけど。